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弁膜症を発症する原因は感染や変性

心臓の弁はそもそも何のために存在するのかご存知でしょうか?私たちの体は血液が常に循環していますが血流はすべて一方通行となっています。

その時に血液が逆流しないように存在するのが心臓弁です。車でいうとバルブのような機能をしているのです。

このバルブ機能に障害があると一方通行の定義が崩れるため血液の逆流が発生してしまいます。
 

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少し前までは国内における弁膜症の原因として多かったのが子供の頃のリウマチ熱の感染です。リウマチ熱を発症すると7~8年後に弁に異常が起こり、その後10~30年間という長い時間をかけて進行していきます。

しかし、リウマチ熱の発症時に抗生物質による治療をしっかり行っていれば予後は悪くありません。


海外ではリウマチ熱による弁膜症がまだ中心となっていますが日本では抗生物質や医療の進歩により弁膜症全体の1割前後といわれています。

さらに全体の1割程度ですが心筋梗塞の発症により、左心室の乳頭筋が壊死することで起こる急性僧帽弁逆流があります。

また先天性や外傷による腱索(けんさく)の切れたり伸びたりする、感染性心内膜炎、加齢によるものなどが挙げられます。

なかでも多いのが弁組織の性質が変わってしまい変形してしまうものです。これは僧帽弁閉鎖不全症によく見られるのですが原因についてはよくわかっていません。

しかし動脈硬化や高血圧が何かしら関係していると思われます。

もし軽度の弁膜症による血液の逆流があれば、高血圧を招くような生活習慣を改めて動脈硬化の危険因子を避ける生活を送ることが弁膜症の進行を遅らせるポイントになります。
 

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